日本ボイストレーナー連盟の石塚弓子です。
「声が小さいと言われて悩んでいます」というご相談をよく受けます。
「声が小さい」原因
声の小ささにも色々な種類があり、
・ぼそぼそとした話し声になってしまい、聞き取り辛い場合
・声がこもっていて響かない場合
・実際に声の音量が小さい場合
など、様々です。
声帯は精神面での影響を受けやすい為、緊張やプレッシャーを感じる事で、体に力が入ってしまい、声がこわばってしまうという事も大いにあります。
特にビジネスにおけるプレゼンの際や、発表会など、沢山の人の前で話をしなければならない時は、誰しも緊張してしまうものですよね。
リラックスして話をする事が大切ですが、今日は共鳴という事にフォーカスしてお話してみたいと思います。
これができるようになると、「声が小さい」と言われる事がぐっと減るはずです。
「通る声」を出すためのボイストレーニング
まずは、芯のあるしっかりとした声を出す為には、腹式呼吸が大切になってきます。
以下を参考にしてみてください。
とは言え、ナレーションのお仕事をされる場合など、必ずしも腹式呼吸が必要ではない場合もあります。
しかし、声の響きに関しては、どの場面でも必要になってくるものですので、
共鳴に関する練習方法であるハミングを是非やってみて頂きたいと思います。
声の抜け、通りが良ければ、たとえ音量が小さな声であってもよく響き、相手に伝わりやすいものです。
『共鳴について』
Session3【共鳴の必要性】
『ハミングのやり方』
Session6【ハミング】
また、口の開き方も関係してきますので、あいうえお運動で、言葉を一音一音丁寧に発声する練習もおすすめです。
慣れてきたら、母音以外にも、色々な子音を響かせられるように練習して頂くと良いです。
様々な発音については、以下を参考にしてください。
『口の開け方について』
是非お試しください。
本日紹介したSessionは、当連盟が発行しているボイストレーニングガイドラインの一部となります。
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また、当連盟では、有資格者で話し方のレッスンができるボイストレーナーのご紹介や、講師派遣などのご依頼を随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
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