若々しい声を維持する方法

こんにちは。
日本ボイストレーナー連盟 ボイストレーナーの鈴木智大です。

皆さん、突然ですが、
「以前より声が出づらくなった」または
「昔より声が低くなった」と感じる方はいませんか?

男性は二次性徴の時に “声変わり” が顕著に表れるため変化が明確ですが、
女性も二次性徴以降の男性も、少しずつですが声変わりが起こります。

目次

年齢と発声の関係

声帯周りの筋肉の衰え、
特に女性は年齢を重ねると男性ホルモンが増える関係で声が低くなる傾向にありますが、
声を生業としている方は、声の高さや質がずっと変わらない方が多いです。

ボイストレーニングによって声の大きさ、張り、高さなどを維持することができ、
いつまでも若々しい声を手に入れることができます。

今回は “年齢と声の関係性” について触れ、具体的にどのようなトレーニングが必要なのかご紹介したいと思います。

声帯トレーニング

声帯自体に筋肉はありませんが、
その周辺には声帯を支える筋肉が存在します。

簡単に言うと、これらの筋肉を衰えさせないようボイストレーニングし続けることが大事なのですが、、、
具体的には低音域から高音域まで表声でしっかり発声するボイストレーニングが効果的です。

声帯は輪ゴムのように伸び縮みしますが、
高音域になるにつれて伸びていきます。
厳密に言うと、声帯周りの筋肉によって伸ばされているのです。
この筋肉は使わないと当然衰えてしまいますので、
日頃から声帯の伸縮運動を行い(低音域から高音域まで発声し)、筋肉を使うよう心がけましょう。

筋トレと同じですね。
トレーニングしている人の身体が若々しくいられるのと同じように捉えていただけたらと思います。

声帯が弱かったり、あまり普段から声を出さない方は、
いきなり大きな声を出したりしないようにして下さい。
急にやると声帯を痛めてしまい逆効果です。

無理にやるようなことだけは避けていただき、
はじめは好きな本などを音読するというようなところから始めても良いと思います。

声をしっかり出す、ということを意図的に行う習慣をつけることができれば、
簡単なものからでも良いと思いますので是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

録音しながら行うと声の変化に気付きやすいので、携帯電話やスマートフォンなどの録音機能は手軽でオススメです。

当連盟では、有資格者で話し方のレッスンができるボイストレーナーのご紹介や、講師派遣などのご依頼を随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
今の自分よりも、発声能力を高めたい、発声技術を磨きたいという方は是非、下記より詳細をご確認下さい。

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一般社団法人 日本ボイストレーナー連盟
ボイストレーナー/鈴木 智大

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