◆問1(腹式呼吸/5点)
腹式呼吸は声を趣味や生業としている方々に必要不可欠な呼吸方法である。
また、人間が高齢になるに従い腹式呼吸に特化する技術を身に着けた方が良い説も提唱されている。
では、なぜ高齢になるにつれ腹式呼吸が必要なのか、その理由を次から1つ選びなさい。
回答が存在しないと思う場合には解答欄に『×』と記入しなさい。
1.高齢者は声が聞き取り辛くなるから。
2.高齢者は肺が弱くなるから。
3.腰を安定させるため。
4.体内の血液の循環を良くするため。
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ANS. 2
◆問2(胸式呼吸/5点)
腹式呼吸の練習を生徒へ指導する場合、胸式呼吸の状態が混同していては当然いけない。
生徒の前に全身鏡をセッティングしてドッグブレスの練習を行っていると仮定する。
この場合、生徒が胸式呼吸である事をどのように断定し見極めれば良いか。
次から適切ではないものを1つ選びなさい。
また回答が存在しない場合には『×』と記入しなさい。
1.足ががくがくする程に腹直筋が力んでいる。
2.息を吸う時に方が上がったり下がったりして全身がぶれる。
3.全身が硬直している状態の。
4.0.5秒で息を吸えていない。
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ANS. X:
◆問3(スケール練習/5点)
スケール練習で生徒に発声をさせている場合、その生徒がレガートに発声出来ない状態にある。
この場合、適切な練習方法として挙げられるのはどれか、次の中から1つ選びなさい。
回答が存在しないと思う場合には解答欄に『×』と記入しなさい。
1.ロングトーン
2.ロングブレス
3.リップトリル
4.タントリル
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ANS. 2
◆問4(ボーカルトレーニング/5点)
声優のボーカルトレーニングでやってはいけない事を次より選びなさい。
複数回答可能。
1.普段の喋り声を活かす形で歌う様に指導する事。
2.胸式呼吸を取り入れる事は絶対にいけないと指導する事。
3.喉を閉めてでもキャラクターを出す様に指導する事。
4.腰に痛みを抱えているが腹直筋強化のため足上げ腹筋運動を行う事。
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ANS. 1,2,3,4
◆問5(リズム/5点)
テンポが100の楽曲で歌唱した場合、歌唱した生徒さんがどうしてもリズムが走ってしまう。
この場合の改善策をリズムの観点から25文字以内で答えなさい。
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ANS. 裏拍の練習を行い、縦のリズムの癖を取る。
◆問6(表情筋/5点)
表情の筋肉が固いと、喋っても歌っても声質に明るい質感が生まれない。
声の抜けも乏しく、マイクへの集音が難しくなってしまう。
表情の筋肉が固い場合、リップトリルが効果のある練習方法であるが、もう一つの練習方法は何か。
ボイストレーニングガイドラインの内容に則し、15字以内で回答しなさい。
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ANS. アイウエオの一分間運動
◆問7(ボイスポジション/5点)
ボイスポジションで一般的な男性生徒が共鳴し易いポイントを見つける場合、その音がF4で『エ』で発声した時に一番共鳴したとする。
この次の作業に取り掛かる際、間違った方法であるものを次から1つ選びなさい。
回答が存在しないと思う場合には解答欄に『×』と記入しなさい。
1.『エ』で出来たのだから『アイウオ』でも同じ様に出来る様にしてみる。
2.共鳴の感覚が掴めたので喉の開き方についてレクチャーして行く。
3.『エ』だけしか上手に共鳴しないのでC3以下の低音でボイスポジションを試してみる。
4.ボイスポジションが1つ定まれば、生徒にもイメージが湧くので発声可能な全ての音域で共鳴が出来る様にして行く。
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ANS. 3
◆問8(声区/5点)
超低音を発声する際の声区の名称を答えよ。
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ANS. チェストボイス
◆問9(声区/5点)
超高音を発声する際の声区の名称を2つ答えよ。
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ANS. ホイッスルボイス・スーパーヘッドボイス
◆問10(基礎音楽理論/5点)
以下のコード進行がある。
F→G→C→G→Am→Em→F→G→( )end
( )の中にはルートになるコードが入る。
ルートのコードが何かを答えよ。
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ANS. C
◆問11(発声筋肉/5点)
腹式呼吸で発声する場合に力み過ぎる生徒は、下腹部から胸の筋肉までが硬直している事が多い。
これは、【 】が硬直して固くなってしまうからであるが、本来は肋骨と肋骨の間(おへそから7㎝ほど上部)は柔らかく保っておく必要がある。
【 】の中には腹式呼吸のメソッドに必要な筋肉の名称が入る。
名称を答えよ。
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ANS. 腹直筋
◆問12(喉の開き方/5点)
喉の開き方を生徒に教える場合、2つの方法を連盟で推奨している。
まず、1つ目は喉仏が外から見える男性生徒の場合は、喉仏を下げながら発声をする事が喉を開く事であると教える。
(※上記説明は極端な伝え方であり、実際のレッスンではより丁寧かつ具体的に話を進めなければならない)
2つ目の練習方法は舌の位置について教える練習がある。
次から間違っている方法を一つ選べ。
回答が存在しないと思う場合には『×』と記入しなさい。
1.『ア』の口の形を作り、舌を下の前歯に着けて平らな状態にする。
2.上記1の状態のまま発声して舌がぶれないかを確認する。
3.舌が大きくて平らになり辛い黒人生徒には平らではなく若干窪ませ対応する。
4.口腔内に空間をしっかり作ってハミングで練習させる。
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ANS. 3
◆問13(発声基礎/5点)
『ア』の声を発声する場合の舌の位置で正しいものは次のうちどれか、
3つ選択せよ。
1.下の歯になるべく舌の先端が付いていなければならない
2.舌が中央に窪んだ形でなければならない
3.舌が全体的に滑らかで力んだ状態ではあってはならない
4.舌が下がる事によって喉の奥の口蓋垂がしっかり目視出来なくてはならない
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ANS. 1,3,4
◆問14(スケール練習/5点)
クロマチックスケールの練習を発声で行う場合、目的としてそぐわないものを以下から2つ選べ。
1.半音ずつ上がったり下がったりする声帯の運動を身体に馴染ませる
2.鍵盤楽器の弾き語りが出来る様になる事は大きな目的である
3.難しい発声練習にも関わらず身体が力まず発声出来る様になる事
4.ナレーションなどの喋りに関する発声に有効な練習手段だから
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ANS. 2,4