【質問タイトル:『耳からの音と発する音がズレる』】
バンドで僕はボーカルを担当しています。
そこで悩みが一つあります。
『口から発する音』と『耳からの音』がズレてしまう事に悩んでいるのです。
音程?肺活量?問題は複合的な要素があるのかもしれませんが、息が続かなくなり、段々と苦しくなり、音程が半音とか終盤に歌っていてずれてしまい困っています。
スタジオに入った際に録音した音源を聴いて、どれぐらい音がどこでずれているのかな?など実践的かつロジカルに考えていますがなかなか直りません。
家でトレーニングする方法や、他に直す方法があればご享受頂きたいです。
宜しくお願い致します!!
【連盟技術担当スタッフ:以下回答】
お疲れ様です。
連盟技術担当スタッフです。
まず、音程矯正(ピッチの矯正)についてですが。
共鳴という点について集中してトレーニングをしてみると良いかもしれませんね。
共鳴は音程を矯正する良い練習方法になりますよ。
『共鳴』
ボイストレーニングガイドラインを連盟の当サイトでダウンロードしてSESSION3を御参照下さい。
共鳴の方法はそちらで学ぶ事ができます
この共鳴でまず自分の頭に声を響かせる事で音程を取るのが重要かと思います。
そして、外部のモニターから出て来るオケなどの倍音と自分お頭の中でなっている倍音の周波数をリンクさせましょう。
頭の中で鳴っている音の大きさとモニターから出ている音の大きさは当然異なりますが、振動や周波数の質は同じ。
そういう意味では振動で頭で音程を取る事が可能です。
外音とと内部(頭)の音をしっかりと適合させれば、正確な音程を取る事が出来ます。
この方法をマスターすると相対音感が良いという事が言えるのです。
相対音感を磨き上げると歌手は外音と自分の身体の中で鳴る音がシンクロして「歌っていて気分が良い」と音楽的に感じるもの。
頑張ってください。