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【質問タイトル:『マイクで通る声』】
HIPHOPが好きで、ラップをしています。
ボイストレーニングは最近始めたばかりです。
先日ライブハウスの機材の関係で音量が小さいマイクで歌ったのですが
声がまったく通らず、ガラガラ声になってしまいました。
チカラの入れ過ぎ?
マイク音量が小さすぎた?
というのが原因かなと思ったのですが、声量のあるMCはまったく問題なく歌っていたようでした。
トレーニングを積めば小さい音量のマイクでも通る声を出せるでしょうか?
【連盟技術担当スタッフ:以下回答】
お疲れ様です。
連盟技術担当スタッフです。
マイクに乗り易い声=『抜ける声』と言います。(一般的に)
抜ける声を身につけるとライブだろうとレコーディングだろうと、ボーカルの存在を際立たせることが可能です。
質問者様の場合、この『抜ける声』を出す技術が備わっていないのかもしれませんね。
文面での可能な限りの範囲でになりますが、習得する方法について説明させて頂きます。
- 1.『ハミングで唇を振動させる』
- 唇が振動している=声が前に出ているという事です。
この状態が「抜ける声」の状態であると言えます。
その感覚で口を開けて発声をして下さい。
普段よりも少し輪郭のある硬い声質になっていませんか?
はっきりしている声質、つまり「息の量が少ない声」です。
息の量を減らすことでも、「抜ける声」を修得する近道になります。 - 2.『リップトリル』
- 力んで歌っている可能性も確かにありますので、本番直前にリップトリルを行ってみて下さい。
ただ、「抜ける声がどんなものか理解する」ことが前提になります。
その上でリップトリルを行うことにより、力が抜け、抜ける声がだせるようになります。 - 3.『録音して自分の声を比較する』
- 自分の声を録音し、現在の声と、抜ける声(練習中でも良いので)を聞き比べてみて下さい。
それを継続的に行うと、段々と声の変化に気がついてくるはずです。
『抜ける声』。ボーカリストには必修ですね。
是非とも習得に向けて練習し、またご不明な点がございましたら教えてください。
頑張ってください。