日常会話における腹式呼吸での発声方法について

今回は日常会話における腹式呼吸での発生方法はどうすれば体得できるのか、というご質問を頂きましたので、早速ご回答を差し上げたいと思います。

目次

日常会話における腹式呼吸での発声方法について

ご質問内容
ハンドルネーム: Kay
性別: 女
年齢: 34
ご質問タイトル: 腹式呼吸の体得方法について

ご質問内容: 普段は胸式呼吸で話している感覚があります。
日常会話でも腹式呼吸にシフトしていくためには、どのように練習したら良いでしょうか。
よろしくお願い致します。

先ずは腹式呼吸をボイストレーニングで体得する

まずは、ボイストレーニングの発声方法で腹式呼吸をとらえた発声方法をきちんとマスターするところから始めるべきでしょう。

腹式呼吸の方法につきましては、丹田を押し込んで、腹横筋を外に押し出して息を吐く(声を出す)。
息を吸うときは、お腹に力を入れた状態を元の形状に力を抜いて戻すだけ。
すると横隔膜が下がり勝手に空気が肺に入ってきます。

詳しくはボイストレーニングガイドラインのSession1【腹式呼吸の必要性】Session2【腹式呼吸の練習方法】を参考にしてみて下さい。
また発声を取り入れる場合はSession3【共鳴の必要性】もお読みください。

日常会話で腹式呼吸を取り入れる方法

それで、ボイストレーニングを行う際に腹式呼吸がだんだんできてきたら日常生活に腹式呼吸を取り入れるように意識を高める。
まずは意識を高めて常に行うと言うことが重要です。
歩いている時も行い、座っている時も行う、自転車に乗っている時も行う、料理をしている時も行うなど常に意識してください。
常に腹式呼吸ができている状態になれば、会話の時でもできるようになっていますよ。

人間は年齢を重ねると、胸部に力を入れて呼吸をしている状態だと辛くなります。
腹部に力を移動させて呼吸する腹式呼吸の方が、長いスパンで生きると言う点で考えてみると理にかなっている呼吸方法なのです。

ですので日常生活の腹式呼吸は、上記のような観点から見ても合理的なのでぜひ実行してみてください。

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