こんにちは。
一般社団法人日本ボイストレーナー連盟スタッフです。
本日は日本の音楽において、ファルセット(裏声)の需要について
この場合の需要=トレンド、流行、そのような言葉
ファルセットはいつから需要が高まったのか?
ファルセットが現代のポップ、ロックシーン等において殊更今のように定
※厳密なリサーチを行ったわけではございません。
大体の目安としてchemistryさんが登場し
そこからファルセットと言うものが頻繁に音楽(ボーカル)の中
※もちろんファルセット自体はそれ以前から存在しています。
地声で出ないからファルセットで歌うのは”逃げ”?
時代背景としては上記よりも以前の話ですが、スタジオミュージシャンやスタッフの間での会話で「
要するに地声で出せない音域を裏声でカバーすることで、作品をボーカル自
だめだ!プロとしてそれは逃げなんである!という、体育会系な考えとも言えるお話ですね。
上記のような現場環境であれば(昔の話ですが)ファルセットを歌の中に取り入れているアーティストは「
例えば安全地帯の玉置浩二さんは、上記の発想でご本人が考えられて
また、女性のボーカリストは当時はあまりフ
統計を取ったわけではなくあくまで印象でのお話ではありますが、現在と比較すると当時はファルセットの需要が今よりも少なかったと感じます。
なぜ現在はファルセットの需要が高いのか?
話を現在に戻します。
現在は楽曲の主旋律、
分かりやすい言い方ですとキーが高くなっていると言うこ
これは歌い方のトレンドというのが時代によってあるからであり、現代においてはそのトレンドがファルセットもしくは、
例えばOfficial髭男dism、Aimer、King Gnu、などなど、
女性アーティストの場合はファルセットよりウィスパーボイス寄りの声の出し方を
時代、トレンドで変化する歌い方とボイストレーニングアプローチ
したがって、
トレンドが変化している、
しかし、トレンド部分を意識せずトレーニングをされる
時代のニーズ(需要)を意識しながらボイストレーニングの内容を 作る
実はこれはとても重要なことなのです。
なぜならば、例えば腹式呼吸があんまりうまくできない人(生徒側
※ある意味これは”逃げ”の話かもしれませんが…。
以上、今回は「ファルセットの需要について」
これからも一般社団法人日本ボイストレーナー連盟をどうぞよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人日本ボイストレーナー連盟スタッフ