問1(腹式呼吸/5点)
以下は腹式呼吸について記述したものである。
ボイストレーニングガイドラインに則した内容として正しいものを以下から選択しなさい。(複数解答可)
また、解答が存在しないと思う場合には解答欄に『×』と記入しなさい。
- 腹式呼吸を行うことは声を共鳴させるために必要である。
- 腹式呼吸で息を吐くために下腹部(丹田)を凹ませた。
- 下腹部(丹田)と腹横筋が連動して硬くなった。
- 腹式呼吸で息を吸ったら下腹部(丹田)が凹んだ。
- 腹式呼吸で息を吐くと肺が圧縮され鋭い空気が口から出る。
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ANS. 1,2,3,5
問2(声区/5点)
チェストボイスが発声出来ているかどうか確認するためには、何を確認することが適切か。
ボイストレーニングガイドラインに即した内容で句読点含む25文字以内で答えなさい。
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ANS. 例:「鎖骨や肋骨を手で押さえて振動を確認する 」(14文字)
問3(様々な発声/5点)
以下は発声について記述したものである。
ボイストレーニングガイドラインに則した内容として正しいものを以下から選択しなさい。(複数回答可)
また、解答が存在しないと思う場合には解答欄に『×』と記入しなさい。
- 高音の発声をする時は下の歯を見せることで声は抜けていく。
- どの母音の発声においても、舌の先端は下の歯の先端裏側にくっつく。
- 「オ」の発声を行う際、舌は硬直させる。
- 「イ」の発声を行う際、唇はすぼめる。
- 「エ」の発声を行う際、舌は下の歯よりも上に浮かない。
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ANS. 2
問4(共鳴のメカニズム/5点)
以下は人体の構造について記述したものである。
ボイストレーニングガイドラインに則した内容として正しい語句を( )に記入しなさい。
鼻の中には鼻腔が存在し、その奥には高い声を共鳴させる場所である( ① )があります。
そして( ① )から舌の付け根まで空洞が広がり、この空洞全体を( ② )と言います。
そして更に下に下がると気管と食道に分かれており、気管の入り口から少し下には( ③ )があります。
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ANS. ①上咽頭 ②咽頭 ③声帯
問5(音の関係性/5点)
B♭(シ♭)を基音とした場合の長3度、及び完全5度の音を答えなさい(和名・英名・伊名問わない)。
B♭(基音) 長3度( ① ) 完全5度( ② )
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ANS. ①=D(レ) ②=F(ファ)
問6(楽典/5点)
以下は楽譜を記譜する際に使う記号について記述したものであるが、すべて4分の4拍子である事を前提とする。
正しいものを以下から選択しなさい。
- 4分音符1つの音の長さは8分音符3つと同じ長さである。
- 16分音符1つと、付点8分音符に付く付点の音の長さは同じである。
- 8分休符4つと4分音符2つは同じ長さである。
- 16分音符4つと8分音符1つは同じ長さである。
- 全音符1つと16分音符12個は同じ長さである。
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ANS. 2,3
問7(ロングブレス/5点)
以下はロングブレスの注意点についてボイストレーニングガイドラインに則して記述したものである。
正しいものを以下から選びなさい。(複数回答可)
また、解答が存在しないと思う場合には解答欄に『×』と記入しなさい。
- 安定したブレない息を吐き続けることが出来るかどうか。
- 45秒以上出来ているかどうか。
- 20秒以上発声が出来ているかどうか。
- 歯と歯の間から「スー」という息のきれいな音が出ているかどうか。
- 途切れずに吐き続けることが出来るかどうか。
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ANS. 1,2,4,5
問8(ミックスボイスとウィスパーボイス/5点)
以下はミックスボイスとウィスパーボイスについて記述したものである。
ボイストレーニングガイドラインに則した内容として正しいものを以下から選択しなさい。
- ミックスボイスは発声方法ではなく歌唱方法と言う位置付けになる。
- ウィスパーボイスは高い音で使用することが多い。
- ウィスパーボイスでは胸式呼吸を使っても問題ない。
- ミックスボイスは男性しか主に使わない。
- ミックスボイスは直訳すると「ささやくような声」である。
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ANS. 1,3,4
問9(ハミング/5点)
以下はハミングについて記述したものである。
ボイストレーニングガイドラインに則した内容として正しいものを以下から選択しなさい。(複数回答可)
また、解答が存在しないと思う場合には解答欄に『×』と記入しなさい。
- ハミングとは、歌詞を言葉で表現するためのトレーニングのことである。
- ハミングは鼻息を多くする必要がある。
- 一番早いスタッカートハミングは、「2.5発声/2秒」である。
- スタッカートでハミングを行う場合は鼻から息を吸う。
- ロングトーンでハミングを行う場合、45秒以上発声出来なければならない。
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ANS. 4
問10(発声練習/5点)
発声練習の際、ダイアトニックスケールを使い半音ずつ音高を上げていく。
C(ド)から始まるダイアトニックスケールの音階名を1オクターブ分答えなさい。
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ANS. 「ドレミファソラシド」or「CDEFGABC」
問11(ボーカル理論/5点)
次の( )の中に入る適切な言葉を解答欄に記入しなさい。
典型的なスリーコードで展開されるC⇒F⇒G⇒Cというように移動した場合、
Cは( ① )、Fはサブドミナント、Gは( ② )、そしてCの( ① )に帰着する。
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ANS. ①=トニック ②=ドミナント
問12(音域/5点)
日本人の平均的な音域の平均を一つ選びなさい。
性別は問わない。
- 1オクターブ
- 2オクターブ
- 3オクターブ
- 4オクターブ半
- 5オクターブ半
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ANS. 3
問13(ソルフェージュ/5点)
以下はソルフェージュについて記述したものである。
正しいものを選びなさい。(複数回答可)
また、解答が存在しないと思う場合には解答欄に『×』と記入しなさい。
- ソルフェージュとは、音感を養うための基礎教育である。
- ソルフェージュを行う際、鍵盤楽器は不要である。
- ソルフェージュを行う際、生徒の音域に合わせて行うことはとても大切である。
- ソルフェージュを行う際、楽器を使用して発声するため録音機材は全く不要である。
- ソルフェージュを行う際、3度4度離れた音を行き来するような発声は抑揚の練習にもなる。
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ANS. 1,3,5
問14(喉のケア/5点)
以下は風邪や声帯の病気についてボイストレーニングガイドラインに則して記述したものである。
正しいものを選びなさい。(複数回答可)
また、解答が存在しないと思う場合には解答欄に『×』と記入しなさい。
- 声帯結節もポリープも声帯がうまく閉じないため、声が嗄声になる。
- ポリープは発声さえしなければ、殆どの場合自然治癒が可能である。
- 風邪の時に無理に発声すると声帯結節になる可能性がある。
- 声帯結節は、声帯の左右両方同時に発生することはありえない。
- ポリープとは、声帯にできる炎症であり腫瘍ではない。
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ANS. 1,3