こんにちは。
日本ボイストレーナー連盟 運営委員長の鈴木智大と申します。
今回はポルノグラフィティさんの名曲「サウダージ」について。
この曲が好きな人も多ければこの曲に挑戦する人も多いと思います。
私も実際学生時代に歌っていましたが歌いこなすのが結構大変だった記憶があります。
この曲を歌うポイントやポルノグラフィティさんの歌について解説していきたいと思います。
安定した息継ぎが必要
サビから歌い始め、間奏以外はずっと歌いっぱなしでほとんど休まず歌わなければならない曲です。
そのため、息継ぎをする場所をしっかりおさえておかないと、すぐに苦しくなりやすいので練習する場合は息継ぎするポイントに印を付けていくと良いです。
ずっと続く高音、そして転調
ずっと歌いっぱなしの上、微妙に高いと感じる音の高さのままAメロBメロと進みます。
そしてサビは更に高い音が続き、ラストのサビはその更に高い音域を、歌い続けなければなりません。
しかも言葉数が多いため滑舌も滑らかでなければ歌いこなせません。
まずはこの音域を楽に出せるよう基礎の発声を強化していく必要があります。
ゆっくり歌うトレーニング
サウダージのように早いテンポで且つ言葉数の多い歌詞の曲は、テンポを落として歌う練習をしましょう。
テンポを落としてしっかり歌えなければ当然オリジナルテンポで歌えるわけがありません。
そのため、まずは一つずつの言葉(母音や子音の切り替わりも)をはっきり滑らかに歌えるようテンポを落として歌えるかチェックしつつ、練習していく必要があります。
最近はスマホアプリで『ハヤえもん』というキーやテンポを自由に変更できるアプリなどもあったりするので、手軽にやりたい方にはオススメです。
まとめ
いかがでしょうか?
音のトップはあり得ないくらい高いという訳では無いものの、テンポや高い音域が続くことで、やはり正しく出せていないと歌いこなせない歌ですので、基礎に立ち返って練習する必要があります。
是非トライして見て下さい。
一般社団法人 日本ボイストレーナー連盟
運営委員長 / 鈴木 智大