いつもお世話になっております。
一般社団法人日本ボイストレーナー連盟代表理事兼マスターボイストレーナーの青木亮です。
2017年7月5日、NHKにて『天才テレビくんYOU』という番組に出演させて頂きました。
お笑いコンビ、千鳥さんとテレビ戦士の子供たちに『早口言葉』をNHK内スタジオにてレクチャーして欲しいというのが今回のご依頼内容でした。
早口言葉の練習方法
早口言葉の練習方法はこの日の為に私が考案致しました。
レッスンの段取りとしては、
①リップトリル
②割箸を横に咥える。
③割箸を咥えた状態で発声練習
④割箸を咥えたまま早口言葉を言ってみます。
⑤実際に早口言葉を言ってみます。
となります。
①リップトリル
リップトリル(発声を含めるロングリップトリル)を30秒間3セット行います。
これにより唇周りや声帯の緊張を和らげます。
②割箸を横に咥える。
当連盟では割箸での練習を推奨していませんが、即効性を高める為に今回は使用致しました。
割箸を横にして、歯で挟む事により口角を強引に刺激して行きます。
早口言葉は口が横に開かない事も出来ない原因の一つなので、割箸が効果的というわけですね。
③割箸を咥えた状態で発声練習
鍵盤を使ってのスケール練習を行います。割箸を咥えたままです。注意点としては、舌のポジションを気を付ける事です。舌の先端が後ろへずれこまない様に注意しながら、割箸を咥え発声します。
『あえいうえおあおう』のスケールで行いました。今回はレッスン対象が千鳥さんや子供たちという事ですので、歌手ではありません。従いまして、比較的低い誰でも出せる様な音域でスケールを行います。
輪郭のある息の量の少ない声を出すという事もポイントの一つです。この③を行う事で共鳴を高める事も出来ます。
④割箸を咥えたまま早口言葉を言ってみます。
『東京特許許可局長、今日急遽休暇許可拒否』
『瓜売りが瓜売りに来て瓜売り残し瓜売り飛ばす瓜売りの声』
など実際にやってみます。
①~③まで行って来たレッスンを想起しながらやって貰います。納得行くまでやって貰います。
⑤実際に早口言葉を言ってみます。
すると、滑舌が皆すごく良くなっている事に気が付きます。スムーズに喋る事が出来るのです。
以上です。
私がスタジオでの収録にはあまり馴れていないというのもあり、ちょっと今回はそういう意味では至らない点もあったと思いますが、レッスン自体は上手く出来た印象です。
ボイストレーナーとしての技術・知識を高め、キャリアアップを
内容が内容で難しい為、数名ボイストレーナーの方々に今回の案件をお声がけしてお仕事を振ってみたのですが、「難しいと思う」と断られてしまいました。無理もありません、実際に難しい仕事現場でした。
ただ、皆さん、是非積極的にチャレンジしてキャリアアップを目指して頂きたいのです。私がやっても意味が無いとは全然言いませんが、出来れば私のお願いとしては他のボイストレーナーの方々にお仕事をアウトソーシングできればと考えています。
皆さまのキャリアアップになり、お仕事がその先に続いて行く……というのが理想であると思います。
是非、同じようなご依頼がありましたらお願いさせて頂きたいと考えていますので、知識、技術を引き続き高めて頂ければ嬉しいです。
[study] [licence]この場を借りてではございますが、NHK制作スタッフの皆さま、今回はどうもありがとうございました。
一般社団法人日本ボイストレーナー連盟
代表理事兼マスターボイストレーナー/青木 亮