日本ボイストレーナー連盟の石塚弓子です。
今日は、人を癒すような、優しい印象を与える話し方について書いてみたいと思います。
例えば、
・病院の先生
・看護師さん
・美容室やホテルの受付の方
など、柔らかく穏やかな口調の方が多いと思いませんか。
接客業の方や、お医者さんなどが相手に威圧感を与えるような話し方をしていたら、患者さんもお客様も減ってしまうかもしれません。
それだけ、話し方が他人に与える印象というのは大きいですよね。
優しい印象の話し方・声の出し方で気を付けるポイント
では、優しい印象の話し方と聞くと、あなたはどんな事を浮かべますか。
今日は3つのポイントに分けてみました。
ゆっくり丁寧に話す
勢いがあり、早口で話されるよりも、落ち着きのある穏やかな口調で話された方が、
人は話の内容に集中し過ぎると、気付かぬうちに早口になってしまう場合があるので、意識的に気を付けてみてください。
声のボリュームに注意する
これは、大き過ぎるのも良くないですが、逆に小さ過ぎても、ぼそぼそとした声で、あまり良い印象は受けないので、その場に合った大きさというのがその都度必要になります。
声の高さを意識する
声の高さに関しては、喩えるなら小さな犬がキャンキャン吠えるような甲高い声ですと、
相手に安心感を与えるどころか、不快にさせてしまう場合が多いです。
雨音が人の耳に心地よいと言われるように、人には聞き取りやすい声の周波数があります。
普段からその周波数を意識するのは難しいですが、そういうものがあるというのを認識するだけで大分変わってきます。
今日は3つ挙げさせて頂きましたが、ご自分が素敵だなと思う方の話し方を真似するところから始めてみましょう。
当連盟では、有資格者で話し方のレッスンができるボイストレーナーのご紹介や、講師派遣などのご依頼を随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
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