問1(歌唱方法/5点)
口を開けずに歌う歌唱方法は何か。
5文字以内で回答しなさい。
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ANS. ハミング
問2(共鳴/5点)
以下は、共鳴の練習方法について述べている。
(A)と(B)それぞれの中を埋めなさい。
※それぞれ別の言葉が入る。
ファルセットを発声する為には、咽頭上部の(A)での共鳴が必要不可欠となります。
(A)はなかなか声のあたり難い場所で、共鳴が難しい部分とも言えます。
あらゆる神経の中枢と言われている部分が、この(A)です。
しかしチェストボイスの場合は(A)での共鳴よりも(B)での共鳴を行うことの方が求められます。
(B)で共鳴ができている場合は肋骨が声の振動により手を当てるとビリビリして感じます。
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ANS. A:上咽頭、B:胸部
問3(ビブラート/5点)
ビブラートの練習をボイストレーニングに取り入れるメリットを、
ボイストレーニングガイドラインに沿った内容の練習方法と併せて、120文字以内で述べなさい。
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ANS. ビブラートは先天的な技量が大きく要求されるため、練習をしても簡単にできるようになるものではないが、ボイトレに取り入れることで、歌い方が器用になるというメリットがある。
喉を開けたり閉じたりを高速で交互に繰り返すことによって発声できる。(116文字)
問4(記号/5点)
次第に弱く(だんだん弱く)音を奏でる記号を何と言うか答えよ。
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ANS. デクレッシェンド もしくは decrescendo
問5(足上げ腹筋運動/5点)
足上げ腹筋運動の必要性と、行う場合の注意点をボイストレーニングガイドラインの内容を踏まえ50字以上90字以内で述べなさい。
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ANS. 腹筋を鍛えるには有効なトレーニングだが、腰に負担がかかるので、腰が悪い人は行わない。
腹式呼吸自体は腹筋をそれほど必要としないので、腹筋の動きを知るための運動と考える。(83文字)
問6(ボイスポジション/5点)
ボイスポジションの記述として正しいものを選びなさい。複数選択可。
- ボイスポジションは、一番声が中咽頭で共鳴するポイントのことである。
- ボイスポジションは、生徒のスキルがレベルアップすることで変化する。
- 男性の場合、大体C3~G3の音が共鳴しやすい。
- 母音『A(あ)』で発声してボイスポジションを確定しなくてはならない。
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ANS. 2
問7(喉のケア/5点)
喉のケアについての記述で誤りのあるものを以下からすべて選びなさい。
複数選択可。
- 喉は複雑な臓器であり、精神的な部分が大きく影響する。
- 声帯結節とポリープは同じものである。
- 健常な生徒の場合でも、自主的に喉の状態を耳鼻咽喉科で診てもらう必要がある。
- うがい薬のイソジンは全ての人に推奨するべきものである。
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ANS. 2,4
問8(音域/5点)
超高音域の発声である、スーパーヘッドボイス・ホイッスルボイスを出すことで国内や世界で著名なアーティストを1名挙げなさい。
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ANS. Misia、マライア・キャリーなど
問9(抑揚/5点)
抑揚をつかさどる腹部周辺の筋肉を何というか、的確な部位を答えなさい。
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ANS. 腹横筋
問10(ソルフェージュ/5点)
ソルフェージュの練習を行う際に必要不可欠なものは何か答えよ。
また、必要不可欠な理由も100文字以内で答えよ。
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ANS. レコーダー。
必ず横に置いて練習し、何度も聴き返し、発声した音のピッチが間違っている部分を正確に把握する。
どんな音がどのように間違っているか、その時身体の使い方はどのような状態であったのか等、考えながら練習する。(99文字)
問11(ロングブレス/5点)
ロングブレスを行う場合、正しい記述を以下から2つ選べ。
- 息を吸いこんでスタートする際、吸い込み方に関しては胸式呼吸でも構わない。
- 息を吸いこんでスタートする際、吸い込み方に関しても腹式呼吸で行うべきもの。
- 息を吐く場合は腹直筋上部下部を凹ませて、腹直筋上部はなるべく柔らかさを保たなければならない。
- 息を吐く場合は腹横筋を一気に張り出して、腹直筋下部が膨らんだり凹んだりというのは無視して構わない。
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ANS. 1,3
問12(コーラス/5点)
コーラスをとる場合、主旋律の三度上か三度下をなぞるのが通常である。
しかし、女性ボーカリストの歌を男性ボーカリストがコーラスをとる三度上は高くて声が出なかったとする。
三度上をとる場合にもっとも適切な対応を以下から選べ。複数選択可。
- やはり無理をしてでも三度上をとるしかない。
- 1オクターヴ下げた三度上でコーラスをとる。
- 2オクターヴ下げた三度上でコーラスをとる。
- コーラスは事実上不可能なので別の部分でコーラスをとれる場所を探す。
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ANS. 2
問13(基礎音楽理論/5点)
マイナーダイアトニックコードをキーAmとした際にⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ・Ⅶの7つのコードすべてを記載しなさい。
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ANS.
Ⅰ=Am
Ⅱ=Bdim
Ⅲ=C
Ⅳ=Dm
Ⅴ=E7
Ⅵ=F
Ⅶ=G
問14(喋り声/5点)
生徒から「従来の自分の喋り声が聞き取り辛いのを改善して欲しい」という要望を受けたとする。
この場合、正しいレッスン方法を以下から選べ。回答は1つとは限らない。
- 聴き取り辛い声を改善する為には声の抜けを良くする必要がある。
- 聴き取り辛い声を改善する為には胸式呼吸を腹式呼吸に移行する必要がある。
- 聴き取り辛い声を改善する為には息の量を少なくする必要が発声において大事である。従って上咽頭での共鳴のレベルを高める事が何よりも大事である。
- 聴き取り辛い声を改善する為には「はっきり」した声を出す事が大事である。従って発声に対して息の量を少なくするトレーニングプログラムを組む必要がある。
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ANS. 4