【質問タイトル:リズム感が悪いと笑われます】
こんにちは、私は22歳の女です。
昔から歌が下手なのは自覚していました。
でも、何がどうだめで、何をどうすれば上手くなるのかがよく解らないのです。
ずっと歌う事から逃げてきたのですが、先日バイト先の飲み会の二次会でカラオケに行く事になり、どうしても歌わなければならなくなりました。
そして、1人では歌いたくないと言ったら、仲間と二人で歌う事になりました。
曲はAIさんのSTORYでした。
仲間が選んだ曲で、私もなんとなくは知ってるのでOKしたのですが…
私が歌い出すと皆が笑います。
本当に泣きたくなりました。
だから歌うのは嫌なんです。
何人かが『リズム感が悪いね!』とか『音程は間違ってないのになんかひどいね!』とか好き勝手言って笑ってました。
悔しいですが、恐らく私はリズム感が悪いんだと思います。
どうか私にリズム感をよくするボイストレーニング方法を教えてください。
文章が下手くそでごめんなさい。
お願いします。
【連盟技術担当スタッフ:以下回答】
こんにちは、技術担当スタッフです。
よく、『音痴』だと言われたり思っている人の中には、ご質問者様の様に音程は合っているのにリズム感が悪いという人も含まれたりします。
つまり、どんなに音程が合っていてもリズムに乗れていないと『音痴』と認識されてしまう程、リズムはとても大切なのです。
ボイス(声)トレーニングとは言いますが、このリズム感を養うトレーニングも、立派なボイストレーニングです。
でも、リズム感が悪くて悩んでいる人は少なくありませんし、改善して楽しく歌える様になっている人も多く知っていますので、どうか安心してくださいね。
笑われてしまっては、さぞかし辛かった事でしょう。
それでは、もう二度とそんな悔しい思いをしなくても済むように、リズム感を養うボイストレーニング方法をお伝えしますね。
リズム感を養うボイトレは数多く存在しますが、中でも非常に簡単なボイトレの方法です。
是非、今日からすぐに始めてみてください。
①表拍と裏拍を頭で理解するボイトレ
リズムには裏と表が存在します。
表と表の間に裏があるのですが…
1と2と3と4と(イチトーニートーサントーヨントー)と言いながら手拍子をしている人を見た事がありませんか?
手を叩いているのは数字を言う時です。
この場合、数字が表となり『と(トー)』と言っている所が裏になります。
つまり手を叩いていない部分が裏になるのです。
音楽には必ずリズムが存在して、必ずリズムには表と裏が存在するのです。
②表拍と裏拍を体で感じる・理解するボイトレ
では実際に手拍子をしながら、それに合わせて…
1と2と3と4と(イチトーニートーサントーヨントー)と、声を出してみましょう。
出来ましたか?
それでは続いて、音楽を流し、それに合わせて手拍子をします。
もちろん、1と2と3と4と(イチトーニートーサントーヨントー)と、声を出しながらです。
どうですか?
音楽に、リズムに乗れている実感が湧きませんか?
実感出来るまでとことん繰り返してください。
③歌と手拍子を組み合わせるボイトレ
続いては、歌いながら手拍子をしてみます。
声を出して歌うのですから、当然、裏拍の『と(トー)』は言えなくなりますね。
それでも、体のどこかしらで裏拍を感じる、意識する様にしてください。
例えば、裏拍で足踏みをしてもいいと思います。
そうしたら、手拍子と足踏みに合わせて歌い出します。
手拍子と足踏みをしっかり交互に行う様に十分注意してくださいね。
どうですか?
正直、最初の内は上手に出来ないと思いますが、どうか上手に出来るまで続けてみてください。
たかが手拍子などとみくびってはいけませんよ。
リズムは体で感じるもの。
そして手拍子や足踏みは体で感じる為の第一歩です。
楽しみながら、どうか続けてみてください。
しっかりとこのボイストレーニングを続けていれば、確実にリズム感は良くなる事でしょう。
それでは、ボイトレを行う上で躓く様な事があればまたご連絡ください。
頑張ってくださいね。