質問タイトル:『マイクを使った状態で「抜ける声」を習得したい』
ナレーターを目指しています。
デモンストレーションでスタジオに入って声を録るのですが、中々声がマイクに乗りません。
声が篭った感じになってしまいます。
これではリスナーに届かないのではないかと不安です。
今の状況を打開するにはどうしたら良いでしょうか?
「こんな練習方法やコツがある」というのがあれば是非ご享受頂きたいのです。
よろしくお願いします。
【連盟技術担当スタッフ:以下回答】
お疲れ様です!
連盟技術担当スタッフです。
ご質問ありがとうございます。
中々声がマイクに乗らず、篭っている声という状態ですね。
マイクに乗り易い声の『抜ける声』、『通る声』にする習得方法を参考になさってください。
修得方法その1『ハミング』
ハミングで唇を振動させます。
唇が振動しているという事は声が前に出ているという事です。
すなわち抜けている声の状態であると言えます。
このままの感覚で口を開けて発声をして下さい。
そうすると普段の声質よりも少し輪郭のある硬い声質になっていると思います。
はっきりしている声質と言っても良いかもしれません。
はっきりしている声は息の量が少ない声です。
息の量が減る事でも抜け易い声を修得する事が出来ます。
修得方法その2『リップトリル』
通る声を出そうとして、力んで声を出されてる可能性が高いと思われます。
その場合は声を出す直前にリップトリルを行う事をお勧めします。
40秒くらいリップトリルをする事で、表情筋は大分柔らかくなり、声が滑らかになり、楽に力を抜いて発声が出来ますので、試してみてください。
ただその前に抜ける声がどんなものかまず理解しておいた方が良いとは思います。
その上でリップトリルを行ってみると力が抜けて良い抜ける声が出る様になります。
修得方法その3『マイク使用での通る声』
声量や声質によって、またはマイク機材によっても、マイクと口の距離等、位置や角度が微妙に変わります。
録音をしてみて、色々な声を比較してみてください。
実践的に習得出来る方法は、専門的なボイストレーナーとスタジオ等でマイク使用でのレッスンを行うことです。
・マイク使用での通る声とはどんな常態か
・どのような声が抜ける声なのかを体感する
スタジオレッスンでトレーナー指導のもと、上記を確認することをお勧めいたします。
応援しております!
頑張ってくださいね!!