喉で歌っている感じになってしまう
はじめて質問をさせて頂きます。
私は声を上の方に響かせようとすると、どうしてもフラットしてしまいます。
これは、喉に力を入れずに、上の方に向けてやればきちんと声が出ます。
ですが、なぜか喉で歌ってしまっている感覚があります。
腹式呼吸というものは、力まずともできるのですか?
私の周りの友達の、歌のうまい子などは、歌っている時に腹筋が疲れるそうです。
しかし、それと同じように、下腹部のあたりに力を入れてしまうと、胸から上、喉も力が入ってしまいます。
何か解決策はありますでしょうか?
【連盟技術担当スタッフ:以下回答】
こんにちは!
連盟技術担当スタッフです。
・腹式呼吸というものは、力まずともできるのですか?
との質問ですが、答えは「できます」です。
むしろ、力まないで行って下さい。
発声の基本として、力まないで発声する事というのはとても大事なのです。
腹式呼吸ができていても、ここで力んでしまっては意味がなくなってしまいます。
今回の質問だけですと、質問者さんの状態が全て把握できるわけではないので、全て当てはまる事ではりませんが、アドバイスをさせて頂きます。
下っ腹をへこませるのに集中して力が入りすぎてしまうのであれば、意識するのは横腹にした方が良いと思われます。
横腹は、肋骨と骨盤のちょうど中間にある、ミゾオチ部分です。
骨の無い場所ですね。
息を吐くときに、この横腹の部分が、勢いをつけて横に飛び出してきます。
この状態になれば、OKです。
飛び出してこなければ、改善の必要があります。
これができるようになりますと、抑揚のある発声ができたり、張りが出てきたりします。
声をしっかりと響かせる為には、ある程度の、息の張りというものが必要になってきます。
ですので、横腹には今後は注意してみて発声をしてみるのもひとつの手段です。
また、それでも力んでしまうときは、別の方法を模索してみるのも手段の一つだと私は思います。
腹式呼吸に関しては、自分で全てをやるのは、間違った覚え方をしてしまうので、きちんとボイストレーナーに師事するのが一番良いです。
間違った方法で覚えてしまいますと、癖がついてしまい、改善するのが大変です。
・下腹部のあたりに力を入れてしまうと、胸から上、喉も力が入ってしまいます。
また、この質問に関しては、お腹をへこませるのに意識を集中させ過ぎているのだと思われます。
力みに関しては、一度状態を生で見てないとなんとも言えない部分がございますので、機会がございましたら、連盟の方へボイストレーナーさんのご紹介などもできますので、是非お問い合わせ下さい。