【質問タイトル:『ピッチ安定の練習方法』への回答】
こんにちは。
カラオケとかで練習する時は、自分のピッチも安定しているのですが、バンド練習などでスタジオで行うと、周りの楽器の音でわかりずらくなって、ピッチが合わなくなってしまいます。
メンバーにも意見を聞くのですが、大体1/4くらいフラットしてしまっているみたいです。
ピッチを安定させる為の方法などありますでしょうか?
【連盟技術担当スタッフ:以下回答】
こんにちは。
連盟技術担当スタッフです。
ピッチを安定させる事は、ボーカリストさんは誰でも一度は気にされる事柄かもしれません。
それでは、お答えさせて頂きます。
まず、ピッチ矯正として一つ有効な手段をお教え致します。
それは、自分の声をレコーダーなどで録音する事です。
バンド練習でスタジオにリハーサルに入られるのであれば、是非、一度録音してみて下さい。
当然、ボーカルのピッチ矯正の為なので、あまり他の楽器の音が大きすぎたりしないように注意して下さいね。
その録音した音源を、何度も自分でチェックします。
そして、自分がどこでピッチがずれているのかを、細かく把握して下さい。
どこが、どんなふうに間違えているのか。
今回のお話では、ピッチが1/4フラット気味という事ですが、ご自身がどういうふうに発声をしてそうなっていたのか、思い返して見て下さい。
このように、微妙にピッチがずれてしまうのは、体の使い方が悪いという事からきます。
一番最初に行う事は、先ずは何が悪かったのか、原因を突き止める事かもしれません。
もしくは、ご自身が歌っている時に、以下のような事はありますか?
・ピッチを外す場所が毎回決まっている
・決まってどこかのメロディーパートのどの音か決まっている
・ピッチがずれるコードが決まっているのか
・楽器パートどれかに音を釣られてしまっているのか
これらの原因があるとしたら、録音する事で何が悪いのかを把握する事ができます。
上記に加えて、ボイストレーニングの基本的な内容を周到されるのもおすすめ致します。
例えば、共鳴というものがございます。
これは、ピッチの安定には必要不可欠でございます。
今回回答させて頂いた、録音する事、共鳴、この2点はピッチ安定の解決策になります。
それでも解決しない場合は、次回はより具体的な内容でご質問頂ければ、詳細なご回答をさせて頂きます。
それでは、引き続き練習を頑張ってくださいね。